予算委員会(景観賞に自然・風景部門を)


みなさま、本市の景観賞はご存知でしょうか?おそらく日常生活で関わりのない方は知らないと思います^^;

「米沢市景観賞は、”町並み調和し、優れたデザインの建築物”や”良好な景観まちづくり活動”を顕彰し、米沢らしさを活かした美しいまちなみづくりを推進するために実施しています。」とあります。景観は日本らしさ、その町らしさを代表するもので、特にヨーロッパなどでは店の看板すら設置できない、建物の高さ、色合い制限など、かなり厳しくなっています。日本国内でも京都市や伊勢市など歴史的なところはそういったもので景観そのものを守っているものです。

ただ、戦後の経済成長で、多くが取り壊されコンクリート化してしまいました。本市に関しては大正の2度の大火でほぼ市内全域が燃えて再建されました街並みです。今でこそ「景観を大切にしよう」と全国各地で景観法を作りましたが、時すでに遅し。景観は一度壊してしまったら直すのに何十年もかかるものでもあります。だからこそ、今から景観を守り、作っていかなければならないものだとも思います。

本市では、現代部門、残したい建物部門、まちなみ部門の3部門、約70か所が指定されています。平成9年から現代部門と残したい建物部門の2つに分け、さらに同10年にまちなみ部門がエントリーされました。

http://www.city.yonezawa.yamagata.jp/5466.htm

ちなみに、前回「観光面でも使えるように、地図などの表示できないか」とご指摘したところ、グーグルマップに掲載されました。これは思いつきませんでしたので、いい仕事されました!!

また、そのほかには、景観重要建造物、松が岬公園や小野川温泉など、景観形成重点エリアに指定し、景観を後世に残そうとしています。

今までの努力により、少しずつ、市民の皆様にも景観の重要性が徐々に広がりつつあるようにも感じます。指定を受けたある方からは「建物の歴史的重みがあり、守っていきたい」という声がある一方、「維持費に相当かかる」との悩みもあるそうです。かや屋根は本市では、差し替えてくれる職人さんはもうおりませんし、一気に差し替える際は何十万から何百万かかることもあるそうです。景観を守るには、相当な覚悟が必要になってまいります。

米沢市HPより(米沢市景観重要建造物 西屋旅館)

ところで、今回気づいた点があります。それは、本市の景観賞には、米沢らしいものが含まれていません。私たちが普段見慣れている、癒されているところです。例えば、吾妻の山並みであったり、滝や並木などの自然、風景などです。

この景観賞には所有者などの条件があり、今まではそういった部門が作られませんでした。

是非とも、保全するという意味では、この景観賞に新たな部門を作り、米沢全域で景観というものを大切に守り継いでいきたいと提案させていただきました。

実のところ、この質問は昨年の9月の決算委員会で指摘させていただいて2度目になります。1度目は反応がなかったのですが、今回はとても前向きな御答弁をいただきました。今年は景観賞が記念すべき20周年の年でもありますので、期待して待ちたいと思います!

 

予算委員会要約文

成澤和音委員 223P 景観形成事業に関して。まちなみ部門のエントリーが1件となっているが他に該当箇所があると思うか。

都市整備課長 以前芳泉町が受賞したものの、その後該当がない状況。まちづくり活動に積極的にまち全体で参画しているところが見当たらない状況。

成澤和音委員 当初の目的は達成できたと考えている。市民の意識も変わってきていると感じている。ただし、最近マンネリ化している。新しい部門を創設して今まで関わりのなかった人たちを巻き込んでいく手法をとってはどうか。例えば、自然、風等の部門をつくって、広がりを見せてはどうか。

都市整備課長 景観賞については、H30年度に20回を迎える。長く続けることも、新たな賞に関して検討していく事も大事だと思うため、景観形成がますます進むよう検討していきたい。

成澤和音委員 地図を見ると該当箇所が市内全域にまたがっている。景観は観光にも使えると思うため観光課と連携してもっと広めてほしい。

#予算委員会 #景観賞