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3月定例会が終わりました


みなさん、ご無沙汰となってしまいました。

先日からHPのログインができなくなってしまいまして、更新が遅れてしまいました。

まもなく新年度に突入するところでありますが、本市の新年度予算を審議する重要な3月定例会が3月終わりまして、ホッと一息しているところであります。

みなさんは、米沢市の予算ってどのくらいあるかご存知でしょうか?

本市の新年度予算は約360億円ございます。年度途中に補正予算(国からの交付税等)があり、最終的にはこれより増えたり、減ったりするわけでありますが、概ね年間通じた事業等は新年度予算に盛り込まれていますので、重要な審議が行われます。ただ、議員24人が全部の項目を一つずつ審査できるというわけではありません。一人一人が一つずつ質問や事業内容を聞いていたらそれだけで1年が終わってしまうため、審議(質問)する時間は限られております。

ちなみに、予算(歳出)は大きな項目で款、項、毎に、分かれております。

1款 議会費(議会運営の事業費)

2款 総務費(市庁舎や職員の人件費)

3款 民生費(子育てや高齢者等の事業費)

4款 衛生費(環境対策や健康増進の事業費)

5款 労働費(雇用や勤労福祉の事業費)

6款 農林水産業費(農業関連の事業費)

7款 商工費(商工や観光の事業費)

8款 土木費(道路関連の事業費)

9款 消防費(消防委託や避難者の事業費)

10款 教育費(学校、教育などの事業費)

11款 災害復旧費(土砂災害などの災害の事業費)

12款 公債費(借金)

13款 予備費(万が一に備えた事業費)

歳 入 歳入(収入)

特別会計(介護保険や国民健康保険等)

企業会計(市立病院や水道事業等)

といった形で、

例えば、庁舎の管理に関しては、2款総務費1項総務管理費7目庁舎管理費といった形で細かく設定されています。

議会での審査は、款項毎に審査しているため、庁舎の維持管理に関して聞きたい場合は、2款総務費1項総務管理費に関して質問を行うわけです。

冒頭で説明しましたが、議員1人あたりの質問時間は基本的に1〜2款で5分、3〜5、6〜8、9〜13と歳入、特別会計でそれぞれ10分のみとなっています。

そのため、全部の審査を行うよりは部分的に審査を行うことが通常です。もちろんですが、予算書は隅から隅まで見させていただきまして、気になったところや、昨年度より減額、増額になったところ、なくなったりしたところに関しては、各課に直接行って聞くこともあります。

実際にこの審査方法がいいのかと言われてみれば、わかりませんが、1人の持ち時間45分で、22人(正副議長を除く)が行うと丸5日間かかります。審議時間を倍にすれば、審査期間も倍倍といった形で増えていくわけです。

限られた時間にすることで、より濃い審査ができる(この事業はなんだ、数値を出せ)といった事前に調査すればわかることは減るものだと考えます。

予算委員会はこちら

平成30年3月9日米沢市議会予算特別委員会(総括質疑、1~2款)

平成30年3月9日米沢市議会予算特別委員会(3~5款)

平成30年3月9日米沢市議会予算特別委員会(6~8款)

平成30年3月9日米沢市議会予算特別委員会(9~13款、歳入)

平成30年3月9日米沢市議会予算特別委員会(特別会計、企業会計)

今回は予算委員会の流れでしたが、後日議事録がまとまり次第、の予算委員会で質問、要望した項目をアップさせていただきたいと思います。

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