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予算委員会(市民バスの割引制度の拡充と、ICカードの導入を)


4月に入り、いよいよ平成30年度が始まりました。改元の話も出ておりまして、平成も残すところあと1年のみと、カウントダウンが始まってしまいました。私は昭和63年生まれになるので、平成30年=30歳と自分の歳も覚えやすかったのですが、、、

たまに明治何年は西暦何年、大正何年は西暦何年、明治何年とすぐ答えられる人がいますが、すごいですね。私は覚えられません(笑)

そんなこんなですが、年度はじめ早々、とても忙しい日が続いております。。議員の仕事はもちろんのことですが、今年は商工会議所青年部の委員長、青年会議所ブロック大会の大懇親会部会長、保育園の体育部長、神社の頭を拝命することになり、連日、会議、会議、会議、懇親会、会議、懇親会という日々です。「頼まれごとは試されごと」、今年一年様々なことに取り組んでまいりたいと思います^^

本題に入りますが、先日3月の予算委員会で提案したことをご紹介したいと思います。

予算委員会の会議録に関しては、要約文となっておりますので、ご了承ください。

市民バスの割引制度の拡充と、ICカードの導入を

本市の市民バスについては年間10万人前後の利用者がいらっしゃいます。1日に換算すると300人前後でなかなか増えないのが現状です。おそらく、便数などを増加させるようことも重要ですが、1便増やすだけでも経費が増加してしまうのも悩みどころではあります。また、本当に利用者にあったバスの運行ができているのか、ルート選定なども含めた議論が必要になってくるはずです。

まだ、私自身でも結論が出ていないため、今回はバスの割引制度とICカードの導入について質問、要望をしました。



現在、市民バスの料金設定では、普通運賃、1日乗車券、定期券、回数券、障がい者割引がありますが、市民バスを乗り継いだ時の割引制度がないことに気づきました。例えば、循環バス南回り線から循環バス、万世線などに乗り継ぐ場合の割引制度の創設、また団体割引などが考えられます。また、免許返納者に関してバスの回数券を渡していますが、1回限りのため、運転免許経歴書などを提示すると割引される制度も作って見ても良いのではないかと思いますので、今後も継続的に訴えてまいります。

市民バス情報

加えて、気づいた点がもう一つあります。高校生などが主かもしれませんが、定期券の購入場所です。現在は、市役所、駅の2か所のみとなっています。そのため、定期券の購入の拡充、例えば、山大工学部や米沢女子短期大学、各学校などでも行えるようにできないか要望しました。

また、JRなどでも当たり前になりましたが、ICカードの導入です。大手民間バス、市バスなどでは導入されておりますが、実のところ、北海道北見市(人口12万人)のバスでも導入しています。ICカードは決済が楽なだけでなく、導入者としても利用実態の把握などができるようになります。これによって、どこ区間が利用者数が多いのか、低いのかがわかり、今後のバス運営でも非常に重要な情報が把握できるようになるわけです。

北海道北見バス株式会社ICバスカードより

ICカードのシステムについても、以前はかなり高額なものでしたが、地方でも導入できるくらいまでにイニシャルが安くなってきています。こういったものについても検討していくべきかと思いました提案させていただきました。

北見バス株式会社ICカード

予算委員会要約文

成澤和音委員 予算書93P。市民バス運行事業費について。年間の利用者が約10万人で推移しているが、増加策はお持ちか。

地域振興主幹 利用者の増加策は難しいが、PRは行っているところである。以前、議員から提案のあった割引制度も考えられるが、利用者の受益者負担の原則もあるのでなかなか導入できていない。市民バスと民間事業者のバスの乗り継ぎ等の利便性を良くしながら、より利用いただけるように努めているところである。

成澤和音委員 今まで乗っていなかった人に乗ってもらう施策が重要である。全国的に見れば、割引制度も充実しているようだ。例えば、乗り継ぎ割引制度や、団体の割引制度などに取り組むことはできないか。

地域振興主幹 利用促進策においては、観光面では「乗るパス」。500円で循環バスと路線バスに乗車できる。循環バスでも、米沢駅に一旦行って他の場所に行く場合、1回だけ乗継ができる。今後、公共交通全体を見直していく中で、機能面でどのようにしたら良いのかを明らかにしながら、公共交通の発展に努力していきたい。

成澤和音委員 ぜひ、努力してほしい。各課や事業者との連携を重視して進めてほしい。高齢者運転免許自主返納支援事業では、市民バス回数乗車券を配っているが、これを例えば運転免許経歴証として見せるだけで商店街で割引が受けられるようにするなど、民間事業者とも一丸となって進めていただきたい。また、夏のお祭りやイベント等に、バスを使ってもらって来てもらうような取り組みをしてみてはどうか。検討は、どのぐらいの期間でやっていくのか。

地域振興主幹 公共交通全体の話として、来年度民間事業者と協議を進めることになっている。その後、市としての計画書や方針を出していきたい。

成澤和音委員 "市民の足としての公共交通は大変重要である。

利便性向上に関し、定期券を購入できるのが駅と市役所のみとなっているが、拡充できないか。高校生等の利用もあるので、ナセBAや山大工学部での販売等はできないのか。"

地域振興主幹 利便性向上のため、今後検討していきたい。

成澤和音委員 公共交通に関して、バスのICカード化が充実してきている。本市は、導入について検討したことはあるか。

地域振興主幹 検討は行なっていない。

成澤和音委員 ICカードを導入することによって、乗降動態データがとれるので利用実態を分析することが出来る。検討会議の議題に上げていただきたい。

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